役者のお仕事 2010/02/06 (Sat)

昨日、ラムトキOGの津田さんが稽古に来てくれました。


たくさんの置き土産を残してってくれました。

さすがー

今の稽古で演出さんがやっていることの大半は“演技指導”である、ということに気付いていますか？


あたしが、大口を叩けるほどの演技が出来ているとは思ってません。

だけど、もう稽古も折り返してます。
あと２週間しかありません。
あと２０日。



役者の仕事は、演出の言う通りに動くことじゃない。

ホンを読んで、役のこととか、そのセリフの動機やきっかけをひたすらに考えて、実際に空気をつくりだすこと。
その空気に触れたら自然と感情が動くから。
感情が動いたら、気持ち良い間でセリフを言う。


たったそれだけのこと。


“役”を安定させるのはもちろん。
だけど、役が人間なら 多少はブレる。
感情とか 状況とかによって。

変わるでしょ。


いつも元気だって、たまには泣いたり 落ち込むこともある。

冷静だからって、何にも動じないわけじゃない。

イライラしてたって、ふとした瞬間に解放されることもある。


“人間”なんだから。
ロボットじゃないんだから。
プログラムどおりなんてつまらない。


同じ演技を繰り返し出来なければいけないけど、それとこれは別。






感情の表しかた みたいなものは、なん通りもある。

100％でやればいいのか

って、そういう問題でもない。




ただ…

まだ演出をつけてもらえる段階ではないような気がする。


明日から休みを含めて５日、公用と私用により稽古が出来ない。


その間に、少しでも変わらなきゃいけないと思う。





演出に負けないくらい、必死に イイものをつくるために 努力していこうと思いました。



お金と時間をお客様からいただくということを 念頭に置いて。。



苦しみながらも 生み出して行こうよ！


っていうわけで
役者は役者のお仕事をきちんとやろうね



あきでした(・ω・)