春、本格始動 2007/05/01 (Tue)

4年ぶりに書いた台本が今朝がた完成しました。
キャラクター設定は、はじめに執筆していた演出さんから引き継いだので、台本の中のキャラクターたちの、いわば代理母といったところでしょうか。子宮貸して育てましたよ、と。

台本は書いた人に似ますね。印刷されてみんなに配ったときの恥ずかしさと言ったら。自分の恥部を晒しまくりですよホント。
何万部と印刷され製本されて書店に並ぶプロの劇作家の方々は、本当にすごいと思います。日本全国に自分が晒されるなんて、考えただけでも恐ろしいこってす。

かつてないハイペース（4日）で書き上げた台本ですが、これは手を抜いたわけではなく、場面の流れと各場面で見せたいポイントを作っただけでキャラクターが勝手に喋ってくれた結果です。キャラづくりを綿密にやってくれた演出さんに感謝。
仕事を奪う形になってしまいましたが、演出さんもとても気に入ってくれている様子。一緒にキャラの行動に萌えられるので、きっと本当です。
自分の作ったセリフに萌えるのは変かもしれませんが、書き上げた時点でキャラクターたちは自分から離れていくのだと思います。それはもちろん、演じる役者の手に渡るということもありますが、やはり台本となって手に乗ると、ずいぶん客観的に見えるものです。そして書いてる途中よりも感情移入しやすい。
これから彼らのことをもっと好きになるのでしょう。それが楽しみ。

さて、1シーンどうしても納得いかなくて書き直さないといけないところがあります。ちょっとピース足りないな。誰かと話をしなければ。

バンビでした。