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相変わらず暑くて自分の汗で起きました。佐々木です。いい加減涼しくなりやがれ!!と願う今日この頃。
今日は最後の夏休みです。今日くらい夏休みを満喫したい!!とおもってだらだらする予定です。
さて。
予告通り追記いたします。
演出について。
断っておくと、演出についてはいままで3度しか経験していないので、そんな大したことは書けません。取り敢えずラムトキで二回ほどやったので、そこらへんについては少しいえるかもしれません。
来年あたりからは一年生が演出をやるのだろうと思いますので主にそんな一年生に向けて。
わたしが思う演出の条件(演出に向く人間)
役者もそうですが、演出に向く人間と向かない人間がいます。向かない人間は出来れば演出をしないほうが平和的です。しかしどうしてもやりたい場合はそれ相応の努力又は援助が必要だと思います。
さて、演出の条件について。優先順位でいうと、
① 人の話を聞ける人。はい、O型アウトー(笑)
② 自分の思っていることを相手に正確に伝えられる人。
③ 自分の演出イメージをしっかりと持っている人。
かな、と思います。私はまず①でアウトです(笑)
けどまぁ3拍子揃った完璧な人はそうそういませんね。なのでその人にかけている部分を補うためには周りのサポートが必要なんです。普通は演出助手(演助)がいてその人が全部やってくれるものですが、ラムトキには代々演助がいません。なので、稽古中なら役者や、チーフ、ハコ入り期間では舞監がその役割を担うことになります。しかしここ最近の公演ではこのサポートがあまり行き届いていなかったように感じます。
実際私が演出をやって感じたことですが、稽古中に役者さんから反応がないと、「本当にこれでいいのか?」と不安になったりします。演出は“好きにやっていい”自由と共に“これで良いのか”という不安を背負っているのです。役者さんは演出の意向に任せて受身になっていませんか?そういう受身の態度は演出を孤独にします。そして舞台の調和を崩すのです。役者さんはどんどん演出さんに意見をしたり、一緒に考えたり、もっと能動的に動いていくべきだと思います。そのほうが演出も嬉しいのです。あ、もちろんチーフさんもね。
以上から、演出は役者と絶対に兼任しない方がいいことは自明だと思います。できれば舞監も兼任してほしくないです。逆に、役者やスタッフの経験が多少少なくても、演出は出来ると私は思います。
演出1人で考えるのではなく、皆で意見をだし、共に考えていくことは、その芝居全体の調和にも貢献します。「仲の良い劇団の芝居がおもしろい」のはそのせいだと思います。逆に演出の独りよがりの芝居は例え一人ひとりが上手くても、イマイチだったりします。(プロに芝居でもね)そういう芝居の出来きた過程というのは、自然にお客さんにも伝わっているのです。
ラムトキでは「生きた芝居」をしてほしいので、演出と役者・チーフ・舞監とが良い関係を保っていって欲しいと思います。頑張って下さい。
板橋は残すところ一ヶ月ちょいとなりました。学校も始まるし。えーん。台詞が覚えられません!えーん。気合で頑張ります。人間気合です。