現実逃避闘争日記。
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こんにちは!!
お久しぶりです、あいこです(^^)/
非常に遅くなってしまいましたが、これから4/18に行ったスタッフ説明(照明)の内容を書きたいと思います。
写真がないため分かりにくいかもしれませんが、想像しながら読んでいただければ幸いです!
まず、照明の役割についてお話します。
読んで字のごとく、照明とは明かりを照らすと書きます。
普段部屋に電気が点いてるのと同じように、芝居中も灯体を使い電気を点けます。
何故蛍光灯ではなく灯体を使うのかと言いますと、様々な灯体を使って、色んな角度から光を当てることで、蛍光灯には出せない立体感や距離感を出すことが出来るからです!!
もちろん蛍光灯でも舞台は明るくなりますが、立体感や距離感を出すことによってお客様をより劇の世界へと引き込ませることが出来るのです。笑
光を当てる角度によっては印象的な影ができたり、明暗の差が出たりと、お客様の目を引き付けることも出来ます。
また当てる光に色を入れることで、場面の雰囲気や役者さんの感情なども表すことも出来ちゃいます!!
以上のように、演出さんの求める世界観を視覚的に表してお客様に伝えること、つまり劇の雰囲気づくりをすることが照明の役割なのです!!!
公演準備の仕込みでは、実際にライトを扱い、考えてきたことをどんどん創っていけるので興奮しますよ♪
本番のオペレーション(照明操作)も自分たちで行うので、役者さんや音響さんと一緒に劇を創っていく一体感が味わえます!!
次に照明の色について説明します。
上記のように、劇の雰囲気をお客様により分かりやすくするために、光に色を加えることも出来ます。
その時にはポリカラーと呼ばれるセロファンのようなものを使います。
このポリカラーのことをラムトキではゼラと言っているのですが…
呼び名等はまた別の機会にお話しします。
色には大きく分けて7色あります。
皆さんご存知ように虹の色ですね。
青色と藍色は色が似ているため、赤・橙・黄・緑・青・紫の6色について説明します。
①赤色
格闘シーンなどに見られるように、赤色には血の色のイメージがあります。なので衝撃的な場面や事態が切迫していく時などに使います。
②橙色
これはオレンジ色のことです。
1番自然な色で、淡い橙色なら屋外や暖かい場所を表したい時に、濃い橙色なら夕暮れなどの時に使います。
③黄色
この色はあまり使いませんが、不思議な場面の時などに使います。
何もゼラを使わない、電球そのものの色を生と言います。生は橙色のように見えますが、本来は黄色だそうです。
④緑色
緑色もあまり頻繁には使いませんが、宇宙人やエイリアンが関係している場面で使うことがあります。
緑色は役者さんの顔に直接当ててしまうと、すごく顔色が悪くなってしまうので、使う時には当て方を工夫する必要があると思います。
⑤青色
青は比較的頻繁に使います。
淡い青色は屋内や寒い場所を表したい時に使います。他に閉鎖的な空間を表したい時にも使えると思います。濃い青色は主に夜の場面で使います。
この色も役者さんに直接当ててしまうと顔色が悪くなってしまうため、使用時には当て方に工夫が必要です。
⑥紫色
実際に光を見ると分かるのですが、紫色のゼラを加えるとピンク色に近い光になります。そのためセクシーなシーンで使うことが多いです。
スタッフ説明の日には音響さんとコラボして実際に照明を見ていただいたのですが、こちらでは説明のみで失礼します。
少しだけでも照明に興味を持っていただければ幸いです!
以上、照明の説明でした♪
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