春一番/キャンディーズ 2012/03/08 (Thu)

お便りを紹介しよう。


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P.N. 立子☆LOVE さん

こんにちは！いつも楽しくラムトキブログ見てます！

特に、けーたさんの記事はおもろいです！
深夜に読むとついクスッときます（笑）

ところで…最近、ブログの更新が滞ってませんか？＞＜
稽古は毎日あるのに…記事の数が稽古日数に足りてないのって変じゃないですか？

平等にジャンケンで当番決めてるのに、書く人と書かない人がいるのは不公平だと思います！

ブログを読むせっかくの楽しみが減っちゃうのも寂しいです（涙）
たっちー、なんとかして下さい！つーか更新溜めんな！！
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アツいソウルの込もったお便りありがとう。ホント、こういう読者からの手紙が一番やる気をくれるよね。

こうまで言われちゃ黙ってませんよ。更新しちゃいます。
というわけで本日も、助長でスベり気味のブログをお届けして参ります。

それじゃー早速いってみよー！
ケツの青かったあの頃を思い出すと言う人もいるんじゃないでしょーか。


まずは懐かしのナンバー…どうぞ！






『２月１６日　稽古日誌』

公演をひと月前に控えたこの日。
稽古は、小体で昼から行われました。

天気がどうだったかは忘れちゃいましたけど、相変わらず寒ーい日だった気がします。
まだ春は遠いなあと、のん気に感じられたもんです。

恥ずかしながら。自分がちゃんと小体でマツコクをやったのが、
後にも先にもこの日だけだったような気がします（猛省）

一連のストレッチは習慣になってるんで、つい惰性的にやっちゃいそうですね～（←以前ケジメが～とか言ってたクセに！）

しかし、コレだけ重厚で腕の試される脚本を選び、やりくりに厳しいにもかかわらず、
ストレッチのための時間をきちんととって頂いてたワケです。

初めて役者として舞台に立たせてもらう身で、身体の使い方など分かりません。
どうやって立つのか、呼吸をするのか、声を出すのか。等等
フツーに考えないで流しちゃう部分を、改めて意識するよう準備する。

「どうぞ、この時間で存分に意識してね」と、言われてる気がします。演出さんに。

意図を感じとれればこそ、僕はありがたいと思います。なにを期待されてるのか考えればこそ、期待にこたえようとがんばれるわけですから。

あ、僕の勘違いですかね？むしろ自分でやれ？ていうかさっき、ちゃんとやってないって言っちゃった？
…まあ。ストレッチなんて。普段の自分から、特別でぷりちーな自分に変わる魔法少女的「変身シーン」とでも思ってほら、たまにはカットもあるし…あ、痛い、石を投げないで。


ああ、この日は。演出さんがお休みだったんでした。
この言葉は、秋とはずいぶん違う使われ方をしていますね。


アップも早々。役者陣はお菓子やら食料やらを買い込んで教室に移動しました。
僕は、わかめラーメンをチョイス。（伏線）

そこで、役者同士の話し合いが始まります。

役者の仕事は、なにも舞台上で四肢と声帯をコントロールするだけじゃないようです。どう表現するかを磨く前に、何を表現するかを詰めるってことですね。
演じる役の人生を、理解してあげにゃーなりません。

上辺だけの形容詞を塗りたぐる理解では、役作りになりません。
「オモシロイ」そんなコトバだけで形容される人間なんて、いないのですから。


体の白い犬は、尾も白い。　おもしろいっ！(ドヤァ

…たっちー、うさんくさい。（・x・）

それだけじゃないでしょ！？
もっとありますよね！？「おっさんくさい」「説教くさい」「めんどくさい」…

ってどんだけクサいんだ俺！加齢臭ちゃうわ！！！


茶番はともかく。
役の人生を、作り物じゃなく本物のように受け止めたいのです。

本当であるように感じられれば。つまり、解釈に納得がいけば。
「本物の感情」だとか「真実と感じる感覚」が自然にわいてくる。
それを感じるままに表現することが、観客への説得力になる。
そう愚考します。上手く伝わると思えませんが。


そして人生を、人間関係を考える上で切っても切り離せないこと。

男と女。そして、愛、結婚。そんな赤裸裸(?)な話も飛び出しました。
…十代男衆はどーも蚊帳の外やったのう(^q^)

メモを片手に男性心理、女性心理のようなものを指摘しあったり？
とても身になる話し合いでした。ええ、とても。


結局この日は台本のセリフを読むことはありませんでしたが。
様々な考察にたえる本公演の脚本「わが闇」。
あらためて「すごいねー」という感心の声が上がってました。

役者やってる身で、これだけ沢山のことを考えられるのです。
せめて見てもらうお客さんにも、脚本家様の言葉（と自分の演技）を通して感じ、考えを巡らしてもらえるのなら、嬉しい限りです。
何より、楽しんでもらいたいです。

そして、他の誰でもなく、自分に任された役。
俺が一番面白く演じてみせるゼ、生意気にも。

ジャンケンで負けたあと。
そんな風に気合いを入れながら、雪降る帰り道を歩いていたのでした。…渋谷まで。


もうすぐ春ですね、ちょっと気取ってみました。
もう少し成長して春を迎えたかったと、後悔はしたくないですね

すっかり長くなりました。

CMのあと、4年に一度のあの日の話題を、「たっちーの稽古日誌」でお届けします。

URLはそのまま！





あ、よーすいのOTTYOKOTYOIが教室でわかめラーメンひっくり返してました。（伏線回収）